京町家の意匠

大工の腕の見せ所 火袋

火袋

ハシリの上部に広がる吹き抜け空間のことで、「ひぶくろ」と呼ばれる。炊事の熱気や煙を逃がす空間であり、火事の際に周囲への延焼を防ぐため火を閉じ込める役割を持つ。左右に開口部が取れないため、天窓を設け手元に灯りを落とした。 行きかう梁の造形は、大工の腕の見せ所であり、「準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)」と称される。